意思を伝える方法
あなたの足跡: 英語版ホームページ   日本語版ホームページ 訳された内容 AAC 意思を伝える方法

拡大写真へのリンク(コンピューターに接続されたスイッチを用いてコミュニケートする子どもの写真) AACシステムを用いての意思伝達方法には、大きく「視覚的なアウトプット」と「聴覚的アウトプット」があります。手話やジェスチャーを用いてのコミュニケーション、あるいは“コミュニケーション・ボード”を用いてのコミュニケーションの場合、受け手は発信者の意思を理解するためにその相手を見る(視覚的アウトプット)必要がありますが、多くの電子機器の場合聴覚的なアウトプット(コンピューター内蔵の音声装置、あるいは録音した肉声を用いて)、あるいはそれらを表記したものを用いて発信者の意思を伝えることができます。

AACシステムで用いられる支援機器/装置は、大きく分けて以下の3つに分けられます:

  1. “コミュニケーション・ボード”やジェスチャーなどの、ロー・テク技術を用いたシンプルなシステム
  2. コミュニケーションという目的のみに用いられる専用装置
  3. コミュニケーションだけではなく、教育・職業訓練・レクリエーションなど様々な目的にも対応できるように設計された 多目的型装置 。(ex. コンピューター)

発信者の意思を伝えるAAC機器/装置は、単純なものから複雑なものまで多様です。例えば、一度に一つのシンボルしか表示しないものもある一方で、異なる概念を表した数多くのアイコンを含んだ一連のセットを用いるような複雑なものもあるのです。


コミュニケーション・ボード/ブック

コミュニケーションボードの一例 リング式絵カードの一例 コミュニケーション・ボード/ブックは、通常安価で準備をすることができ、また様々な状況に合うように簡単に変更・調整が可能です。発信者はあるシンボルを指でさしたり移動させたりすることによって自分の意思を伝える事が出来ます。 どこにでも持ち運びが出来るし、使用方法も容易で、更に長持ちするという利点があります。

コミュニケーションベストの一例 シンボルのディスプレイ方法にも幾通りかあり、例えば複数のシンボルを板状の土台の上に並べたり、大小様々な大きさのノートを用いたり、シンボルを束ねてリングに通したり、あるいは大人が着用するエプロンやベストに張り付けるという方法等があります。



コミュニケーションエプロンの一例 コミュニケーションシンボルを様々な生活場面において利用・活用していく事によって、AACシステムを用いて意思疎通をはかる人々の社会参加を更に促すことができます。例えば、小さめのシンボルを部屋の壁・車のダッシュボード・本のページなどに張り付ける事で、利用者がどこにいても周りの人間とコミュニケーションをとる事が可能となるでしょう。また、特別な行事・場面専用の小さめのコミュニケーション・ボードを作り、普段使用するものとは別のレパートリーとして確保しておくことも良い案でしょう。更に、透明のアクリル板にシンボルを取り付けることで、身体の動きに制限のある人の微妙な視線の動きを前から読み取ることが容易になり、コミュニケーションが成立しやすくなるかもしれません。

AAC専用装置と多目的型装置

様々なAAC装置やコミュニケーションボード及びその他の支援技術に関して、以下のリンクに詳細等が紹介されています。(*オリジナルの英語のウェブサイトに加えて、日本国内の情報もいくつか加えましたのでお試し下さい。):
  • Itech Center
    障がい児・者のための支援技術に関するトレーニングとワークショップ以外にも、いろいろな質問に対する回答が掲載されています。

  • Barkley Augmentative and Alternative Communication Center
    ネブラスカ大学が運営しているこのサイトは、AACに関する情報が満載。トップページのサイドメニューから"AAC Tutorials" (装置の説明)か "Vendor Links" (装置販売元へのリンク集)をクリックするといろいろな装置それぞれに関するより詳しい情報を得る事が出来ます。

  • Closing the Gap Home Page
    Closing the Gap は、隔月のニュースレター、年1回の国際会議(→ 2000年ミネアポリス開催の会議の様子を日本語で見る。 )、そして幅広く情報を網羅したこのウェブサイトなどを通して、特別なニーズをもつ人々のためのコンピューター技術に貢献している組織です。

  • Green Valley AEA
    Assistive Technology Sources (支援技術に関する資源)というページには、障がい一般情報・支援技術提供企業・助成金情報・視覚障がいをもつ人のための支援技術情報がまとめられています。

  • Assistive Technology for Kansas
    これも情報満載のウェブサイト。支援技術関連の助成金情報を提供しています。

  • Let's Play! Projetct
    障がいをもつ小さな子供たちの場合、遊び体験が十分に保障されない事が多くあります。「レッツプレイ!」プロジェクトは、そんな子供たちの家族に対し、支援技術を用いた遊びの方法やアイディアを提供してくれています。

【日本国内情報】

あなたの足跡: 英語版ホームページ   日本語版ホームページ 訳された内容 AAC 意思を伝える方法

コピーライト©2002, University of Kansas, Circle of Inclusion Project.
このウェブサイトに掲載されている情報、資料等の非営利的使用および複製について、断りがない限り許可を申請する必要はありません(写真は除く)。どうぞご自由にお使いください。当サイトの内容を引用の際は、引用元(カンサス大学、サークル・オブ・インクルージョンプロジェクト)の呈示をお願いいたします。

みなさんのコメントや質問等、どしどしこちらまでおよせください。 mahomaho@cogeco.ca