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コニー(クラス担任) |
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これまでにどのような勉強をしてきましたか?私は1975年にテネシー大学マーティン校で学士号を取得しました。また、カンザス大学とエンポリア州立大学、メリーランドのロヨラ・カレッジで、主に幼児教育と障がい児教育の分野の大学院レベル授業を48時間分修了しました。今夏(99年)にはロヨラで教育学の修士コースを終える予定です。加えて、初等教育レベル(2歳半児から6歳児まで)のモンテッソーリの公認資格を二つ持っています。一つは国際モンテッソーリ協会のもので、もう一つはアメリカモンテッソーリ研究所のものです。 その他どのような経験や現場研修がインクルージョン実施の準備に役立ちましたか?私はフリント・ヒルズ障がい児教育法人(FHSEC)の補助教員として、特殊学級内で障がい児教育専門教師の補助をする仕事や、通常クラス内でクラス担任やスペシャルニーズを持つ生徒をサポートする仕事を8年間しました。また過去10年間に数え切れないほどの州レベルの勉強会や、エンポリアインクルージョン研究所(チームスキルを養うための一週間の集中プログラム)、そしてたくさんの学校管区253主催の職場研修に参加しました。私は学校管区253内の一つの小学校でインクルージョン・チームおよび児童研究チームに所属し、また、FHSECでも問題行動研究チームのメンバーとして参加しました。同時に、FHSECの職員養成対策委員会にも参加した経験があります。最後に、私は、様々な能力や身体的チャレンジをもつ多くの友達に恵まれた3人の子供の母親でもあります。ですからインクルージョンは、私たち家族にとってもずっと大切なトピックなんです。 あなたの園での役割を教えてください私はレインツリーの初等クラスの担任教師です。私たちのクラスにはスペシャルニーズを持つ子どもがいますので、レインツリーの障がい児教育コーディネーターや色々な療法士、時にはアシスタントとして私の教室で働いてくれる実習生の皆さんなどと密接に関わりつつ働いています。私の役割で最も大切な事は、「ガイド」として子供たちの学習を導くことと、家族や他の専門家たちと共にその子のチームのメンバーとして働くことです。 「インクルージョン」という側面でのあなたの役割はなんですか?スペシャルニーズを持つお子さんとの関わりの中での私の役割は、他のすべての子供たちに対するそれと同じです・・・彼らの能力が最大限に花開く、その路をガイドとして導くことです。私は1人1人の子供たちについて、まさにその目標を目指すチームの一人のメンバーです。「インクルージョン」という側面で特に違ってくるのは、チームでのミーティングとペーパーワークが多いということくらいです。 インクルージョンの実施に伴って、あなたのそれまでの役割に変化があったり修正を加えた部分はありますか?子供たちと接する上での私の役割には、実のところ変化はありません。ただチームミーティングの時間を確保するために、より効率的な時間管理をすることが必要になりました。また私のクラスで働く実習生のためにモンテッソーリの教育原理を分かりやすくかみ砕いてまとめたり、実習期間中に彼らがクラスになじめるよう気を配ると同時に、「善意に溢れた」大人が増えたことが子供たちの自立を妨げる原因とならないよう気をつけたりしなければなりませんでした。それはなかなかバランスを取るのが難しい作業なんですよ。 インクルージョンを実施する上で最も気がかりであった点はなんですか?インクルージョンの実施それ自身に対しては微塵の不安もありませんでした。常日頃から、それこそが正しい道だと思っていましたから。それでも、すべての子供たちに最も理想的な環境を準備するためにスタッフが深く熱意を燃やしているレインツリーのような場所で、インクルージョンに参加できることは本当に幸運なことだと思っています。とはいえ、私が心に大切に抱いているモンテッソーリの原理と、毎週子供とある一定の時間をすごす責任がある数多くの専門サービス提供者の存在により生み出される時間やスケジュールの制約とを、うまく調整しかみ合わせるために、時には困難に向き合うこともあります。 インクルージョン開始前に感じていた懸念事項に関する現在の経験はいかがですか?私たち誰もが、ある程度の妥協をします。けれども、子供たちの笑顔が絶えないということは私たちは正しい道を歩んでいるに違いありません。一緒に働く人間が、この子供たちを心から愛し、子供たちのために努力を惜しまないプロであるいうことにさえ自信を持っていられれば、どんなスケジュール調整の大変さも様々な試練も乗り越えられるものです。 インクルージョンのもたらすメリットは何だと思いますか?インクルージョン、特に幼児期におけるインクルージョンは、その人が障がいをもっているいないに関わらず、全ての人間の存在価値を貴び尊重する次世代の人間を育てることを助けてくれます。私たちは、子供たちを年齢や障がいによってばらばらに分離・隔離するような過去には二度と戻ってはいけない。それぞれの子供たちが、持てる可能性を最大限に引き出せる環境を準備することに尽力しなければいけない。様々な年齢や能力を持つ子供たちをみんな招き入れて一緒に教育することで、全ての子供たちの心の中に、「思いやり」や「寛容さ」というものの種を蒔き育てることができるはずです。人生が始まったばかりの早い時期に蒔かれた種は、彼らの心の中で長く息づいていくことでしょう。もしかしたら将来、インクルージョンなんか特別変わったことではないと感じる次世代の教師を生み出すことができるようになるかもしれませんね。そしてその頃には、「インクルージョン」は社会に広く根づいた当たり前の生き方となっていることでしょう。 インクルージョンがもたらすメリットを伝えるようなエピソードがあったら教えてください現在15歳になる私の次男が幼稚園にいた頃、ある晩夕食の席で「家の玄関のポーチにスロープを作るべきだ!」と主張したことがありました。脊椎二分症のために歩行器を使う友達が、彼の誕生日パーティーにやってきて家のポーチの階段を上る時に、誰かに抱き上げてもらわず「歩いて」入ってくることができるように、と言うのです。「誰かに抱き上げられて家に入るのなんて、あいつきっと好きじゃないと思うんだ。」と息子は言いました。このような友情は、障がいを持たない息子にとっても、身体的なチャレンジをもつそのお友達にとっても、非常に大事なものなんです。 |
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